シリーズ:ワイン屋の店主は帰らない ワインバーオーヌマ編

ワイン屋店主が退勤後に立ち寄り仕事兼飲み、テイスティングでくだを巻き訪問するシリーズ二夜は前職から仲良くさせていただいている大沼ソムリエのお店、ワインバーオーヌマ様です。

今宵も店主は帰らない。

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一番町アーケードからもほど近い。 藤崎一番町館裏手(日銀の通りです)のビルの地下で営むワインバーです。

2018年開業なので仙台市内のワインバーとしては新しい店舗様です。

趣のある階段を降りていく街の喧騒とは隔絶された落ち着いたエントランスへと進んでいきます。

縦長の店内はカウンター席とテーブル席が離れたレイアウトになっていてパーソナルな使い方もできるでしょう。 

従来のワインバーのイメージとは異なり開放的な空間で明るい照明、上質なロイヤルミルクティーをオーダーしたくなる洗練されたカフェのようでもあります。

 

■ワインは

グラスワインは多数そろえているようで、ジャンルもオーセンティックなものから新興国、話題性のある銘柄などカテゴリにとらわれず用意してくれています。

バックバーには多様なワイングラスが所狭しと並び、銘柄にアジャストするように機能的なワイングラスで提供さています。 ワインだけでなく多種多様なグラスを使いこなすことも昨今のワインバーの定石です。 

高価な銘柄の一部はコラヴァンを使用して提供されていました。

 

■料理は

基本的にはバーなのでバーフード的なメニューが中心ですが予約の段階でリクエストすることで多少のご要望には沿っていただけるようです。

前もってお問合せいただきますことを推奨いたします。

ワインも店内も上質なのですが、何よりもオーナーソムリエである大沼氏の柔らかなモノゴシ、懐が深く安心感に満ちた接遇が居心地の良さを演出しています。

 

とかくワインバーというと「大人の社交場」のような要素がありイチゲンでは入りにくい雰囲気が強く、ある程度ワインの知識がないと利用できないのでは。 と思わせるお店だったように感じます。 

来店のお客様の顔ぶれをみるとお若い方やお仕事帰りの女性など幅広いお客様に支持されていることがわかります。

ワイン入門者からヘビーユーザーに至るまでが満ち足りた時間を過ごすことができるお店だと感じます。

お店では通常営業とは別にワインスクールも運営されているようです。

ご興味ある方はぜひSNS等をご確認ください。

ご馳走様でした。  帰ります。

 

※上記コメントはあくまで個人の感想です。

営業時間や定休日などは直接お店へご確認ください。